レイチャールズ

「 Spirit Of Christmas 」
Ray Charles
(1985)
Concord Jazz
★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. What Child Is This
02. The Little Drummer Boy
03. Santa Claus Is Coming To Town
04. This Time Of The Year
05. Rudolph The Red Nosed Reindeer
06. That Spirit of Christmas
07. All I Want For Christmas
08. Christmas In My Heart
09. Winter Wonderland
10. Christmas Time
11. Baby It's Cold Outside

クレジット
Ray Charles(Vocals、Piano、Synthesizer)
Freddie Hubbard(Trumpet、Flugelhorn)
Rudy Johnson(Saxophone)
Jeff Pevar(Guitar)
Kevin Turner(Guitar)
Betty Carter(Vocals)




2004年の6月に亡くなったまぁ「神」と言っていいでしょう
レイチャールズのアルバムとしては唯一の
1985年のクリスマスアルバム

(1)レイのスローなボーカルから入るが
1小節終わった所からは
ジャズのビッグバンド
テナーサックスとトランペットのソロが続き
締めはギターソロ
レイがボーカルで最後に戻ってこない所がミソ

(2)こちらは
ボーカルチェアーをうまくつかって
掛け合いのゴスペル風に

(3)バックのビックバントは抑え目につかって
レチャールズ節爆発
レイのピアノも聴き物

(4)スローなバラードを
ここではバックにストリングスでしっとりと

(5)(6)は共に効果的にギターを使っているんだけど
前者はバックがビックバンド
後者はストリングスとボーカルチェアー
当然歌は唯一無二

(7)この曲がハイライトかな
上手さ、あたたかさ、楽しさが
ダイレクトに伝わってくる1曲

(8)これもバラード調では
至極の出来
こういう「訴えかける」歌唱は
この人の右に出るひとはそうそういないでしょう
っていうか元祖だろうね

(9)ジャジーなミドルテンポの曲にもどって
軽快に

(10)この曲だけは
ここまでの曲とおもむきが違って
自身のストリングスをフューチャーして
切々と訴えかけるような曲調

(11)オリジナル盤には無かったボーナストラック
ベティーカーターがデュエット


もうどれを聴いても
「レイ・チャールズ節」になっていますすが
全然違和感が無いですね
4半世紀程も前の作品とは全く思いません

そしてまさかの
ソロイストにフレディーハバード
1のトランペットは
聴かせてくれますねぇ

(11)のボーナストラックは
ベティーカータを知っている者としては
少しだけ違和感がありますね
デュエットというか
バックボイス的に起用しているようです

ということで
ボーナストラックは微妙ですが
オリジナルの10曲に関しては
ソウルファンもジャズファンも必聴です








RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク
トラックバックURL

トラックバック一覧

1. Ray Charles / Spirits Christmas (1985)  [ SOUL FOOD, SOUL LIFE ]   2012年11月16日 00:00

レイ・チャールズのクリスマスアルバム、ホリデイチャートでは無くCountry42位を記録(恐らく初のクリスマス作)。50〜60年代はヒットを連発するも、70年代の彼はヒットもだいぶ遠ざか ...

コメントを投稿する

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

スポンサードリンク


リンク
にほんブログ村 音楽ブログへ
ブックマーク
リンク
リンク
リンク
  • SEOブログパーツ
リンク
  • ライブドアブログ
プロフィール

クリスマスラブ

最新コメント