「 Christmas With 」
Yolanda Adams
(2000)
Elektra
★★★★★★★★☆☆
曲目リスト
01. Have Yourself A Merry Little Christmas
02. Little Drummer Boy
03. Born This Day
04. The Christmas Song
05. It Came Upon A Midnight Clear
06. Carol Of The Bells/What Child Is This
07. Silent Night
08. The First Noel
09. O Holy Night
10. Joy Medley (Joy To The World)/Angels We Have Heard On High/Hark The Herald Angels Sing/Ode To Joy)
クレジット
Greg Phillinganes(Keyboards)(Piano)
Adrian Rosen(Bass)
Larry Kimpel(Bass)
Ricky Lawson(Drums)
Louis Conte(Percussion)
Michael Thompson(Guitar)
Paul Jackson Jr(Guitar)
Ray Fuller(Keyboards)
Rickey Grundy(Keyboards)(Organ)
Shavoni(Keyboards)
Steve Ferrone(Drums)
Wayne Linsey(Keyboards)
Angela Sanchez(Vocals (Background))
Carolyn Dennis(Vocals (Background))
Charity McCrary(Vocals (Background))
Kandy Johnson(Vocals (Background))
Kim Johnson(Vocals (Background))
Krystal Johnson(Vocals (Background))
Rickey Grundy Chorale(Vocals (Background))
West Angeles Church of God in Christ Mass Choir(Choir, Chorus)
1999年に初めてグラミー賞を取った後
ノリに乗っていた
ヨランダアダムスの
2000年のファーストクリスマスアルバム
(1)スローで歌うミュージシャンも多いんだけど
ヨランダはミドルテンポで
楽しさ一杯
(2)こちらも
結構地味目に歌うミュージシャンが多いけれど
ミドルテンポで軽やかに
(3)クリスマスのフレーズもでてくるけど
こちらは本家ゴスペルのバラード調
それでもまだ抑え目
(4)前半はギターを中心に
清涼感のある歌なんだけど
後半はストリングスを伴って
徐々に歌唱もヒートアップ
(5)淡々とした曲調ながら
エエレクトリックボイス調を取り入れて
遊び心十分
(6)アレンジ勝ちかな
2曲を違和感なくカップリング
後半にかけて
ジワジワくるバラード
(7)高い音域で
まったくブレる事なく
しっかり自分の思いを表現できるヨランダ
(8)楽しげなミドルテンポに戻って
一服
(9)こちらは本家なので
バックコーラスをもっと分厚くして
重厚に来るのかなと思いきや
思ったより軽めな作り
しかし高音は伸びる伸びる
(10)もう楽しさの「玉手箱」
これもアレンジ勝ちですね
ゴスペル好きには
たまらない1曲
もうどれを聴いても
「レイ・チャールズ節」になっていますすが
全然違和感が無いですね
4半世紀程も前の作品とは全く思いません
そしてまさかの
ソロイストにフレディーハバード
1のトランペットは
聴かせてくれますねぇ
(11)のボーナストラックは
ベティーカータを知っている者としては
少しだけ違和感がありますね
デュエットというか
バックボイス的に起用しているようです
まぁ
一言でいって
歌上手いです
上手すぎです
ジャム&ルイスのプロデュースした
コンテンポラリー寄りの作品もありますが
やっぱり根っこはゴスペルなので
クリスマスアルバムにはドンピシャですね
歌は上手いし
アレンジも工夫ありと
逆の意味で
レビュー泣かせです
ゴスペルに偏っているわけではないので
どなたにも
お勧め出来ます