_SL500_AA300_


「 Merry Christmas, Baby 」
Rod Stewart (ロッドスチュワート)  

(2012)
Verve

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト

01. Have Yourself A Merry Little Christmas
02. Santa Claus Is Coming To Town
03. Winter Wonderland
04. White Christmas
05. Merry Christmas, Baby
06. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
07. What Are You Doing New Year's Eve?
08. Blue Christmas
09. Red-Suited Super Man
10. When You Wish Upon A Star
11. We Three Kings
12. Silent Night
13. Auld Lang Syne
14. What Child Is This
15. The Christmas Song
16. Silver Bells


クレジット

Rod Stewart (Vocals)
David Foster (Piano)
Michael Buble (Vocals)
Cee - Lo Green (Vocals)
featuring Ella Fitzgerald (Vocals)
Mary J. Blige (Vocals)
Chris Botti(Trumpet) 
Trombone Shorty (Trombone)
Chris Walden(Trombone)(Trumpet)  
Chuck Berghofer(Bass)
Dave Koz(Saxophone) 
Dean Parks(Guitar) 
Emerson Swinford(Guitar) 
J'Anna Jacoby(Violin) 
Jeff Driskill(Saxophone)
Jimmy Roberts(Saxophone)   
Kevin Savigar(Keyboards) 
Matt O'Connor(Percussion)
Peter Erskine(Drums) 


御大・・・
ロッド・スチュワート
1960年代から
ジェフ・ベック・グループ~
フェイセズ~
ソロとして活躍を続ける
英国を代表するシンガー
彼の2012年のクリスマスアルバム


(1)オープニングはジャジーに
アルバム全体が
落ち着いた作りになりそうな予感が

(2)2曲目も
同じくジャジーなんだけど
ホーンとコーラスを入れ
ミディアムテンポで軽快に

(3)マイケル・ブーブレを迎えて
軽やかに・・・
格の違いか(?)
ブーブレの淡々とした歌唱と
御大のちょっとした遊び心が垣間見れて
微笑ましい

(4)バックの重厚なストリングスと
御大の丁寧な歌唱
Dean Parksのギターが
三位相まって
David Fosterのアレンジ勝ち
聴き応えあり

(5)シーロー・グリーンを迎えて
アップテンポにファンキーに・・
なんでこの曲が
アルバムの表題かっって・・・
聴けばわかります

(6)Dean Parksのギターから始まる
ミディアムテンポ
ギターが効果的で
御大との対話を楽しんでいると思うと
バース部分で
Dave Kozの泣かせるサックス
これも聴き物

(7)エラとの被せ競演
個人的には興味が薄いんだけど
そこそこの出来だと思います
出来ることなら
違う曲で
クリス・ボッティーを聴きたかった

(8)少し昔の
ニューオリンズっぽい音の作り
丁寧な作りだけど
この曲も
もう少し遊んで欲しかったな

(9)この曲が一番
御大のしゃがれ声が特徴的かな
グイグイ引っ張る
勢力的な歌唱

(10)「いつか王子様が」
クリスマスソングではないけれど
よく取り上げられる曲ですね
ストリングスをバックに
ピアノのフォスターとの
じっくりとした対話

(11)Mary J. Bligeを迎えて
彼女は凄いね
御大と対等だよ
曲自体も
しっかり物語りを作り上げています

(12)スタンダードを
2部構成で
始めは
アコースティックギターと厳かに
後半は
子供達のコーラスと
重厚なコーラスを
分けて使う心憎さ

(13)日本人にはおなじみの「蛍の光」
スコットランド民謡なんですねぇ
御大の大ヒット曲「Sailing」のルーツは
ここかな・・・
と感じさせられました

(14)ここからボーナストラックだけれど
この曲が曲として
一番厚い作りになっています
しっかり作りこんだ佳曲

(15)大スタンダード
クリスマスソングファンとしては
外せないところだけど
御大本人は気に入らなかったのかな
それでも
いい出来だとおもいます

(16)最後もスタンダード
本当に丁寧に歌いあげています


1945年1月10日生まれの
67歳(2012時点)
今までのアルバム・セールスが
世界中で1億5千万枚を超え
グラミー賞も18回受賞している
ロッド・スチュアートが
デイヴィッド・フォスターのプロデュースで作った
クリスマスアルバム

悪かろうはずがありません

アップテンポの曲で
もうちょっと
シャウトを聴きたい・・・
とは思っても
結構なお歳である事を再認識

2008年に
クリスマスアルバムの企画を
1度蹴った御大

心持の変化はわかりませんが
満を持して
・・・でしょうか

参加アーティストも
メアリー・J.ブライジ
マイケル・ブーブレ
トロンボーン・ショーティ
シーロー・グリーン
エラ・フィッツジェラルド(生前の録音テープ)
と多種多彩の顔ぶれ

まぁ
エラとのデュエットは
企画先行だろうから
置いておくとして

やはり
メアリー・J.ブライジと
シーロー・グリーンとの出来が
出色物です

ここ10年程で
7枚のカバー系アルバムを
出し続けていたようですね

このクリスマスアルバムを区切りに
次作は
オリジナルアルバムみたいですね






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ウィルダウニング

「 Christmas Love & You 」
Will Downing

(2004)
Grp Records
★★★★★★★★★


曲目リスト
01. The Little Drummer Boy
02. Christmas, Love And You
03. The First Noel
04. Christmas Time Is Here
05. White Christmas
06. All I Want For Christmas Is You
07. Love On Christmas Morning
08. Have Yourself A Merry Little Christmas
09. Christmas Time After Time
10. The Christmas Song


クレジット

Will Downing(Vocals)
Anthony Jackson(Bass)  
Bashiri Johnson(Percussion) 
Buddy Williams(Drums)
Carl Carter(Bass) 
Charley Drayton(Drums)
Chris Davis(Keyboards) 
David Sanborn(Sax (Alto)) 
Dwight Sills(Guitar) 
Gerald Albright(Sax (Alto)) 
Ira Siegel(Guitar), 
Jabba(Rap)
Joe Sample(Keyboards)
Jonathan Butler(Guitar)
Kevin Ricard(Percussion)
Kirk Whalum(Sax (Tenor)) 
Melvin Davis(Bass) 
Michael White(Drums) 
Najee(Flute) 



シンガー・ソングライターで
プロデューサー
コンテンポラリー・ジャズから
ソウルミュージックと
幅広くのジャンルをカバーしている
ウィル・ダウニング
彼の2004年のクリスマスアルバム


(1)単調になるがちなスタンダード
「 The Little Drummer Boy 」を
アフリカ風に
楽しい仕上がり
アレンジの勝利

(2)タイトル曲で
1曲目のオリジナル
とてもいい曲で優しいです
曲間から入ってくる
ジョナサンバトラーの
アコースティックギターもいい味

(3)スタンダードを淡々と
バックコーラスと
アルブライトのアルトソロが
ぴったりマッチ

(4)これも
スタンダードを忠実になんだけど
抑え気味のナジーのフルートソロが
渋い

(5)こちらも
大スタンダード
曲間のカーク・ウェイラムの
テナーソロもいいが
ラストのダウニングの遊び心も楽しい

(6)2曲目のオリジナル
ミディアムテンポでグイグイくる感じ
ギターが効果的で
バックにおしゃべりの声などいれ
独創的

(7)ミディアムスローの1曲
これも出しゃばらない
小気味のいいジョーサンプルの
キーボードソロが聴ける

(8)ボイス~ソング~パーカッションと
序々に音を厚くしていき
聴きやすいスタンダード
ハーモニカソロもいい味

(9)3曲目のオリジナルは
ピアノのソロでスタート
バックコーラスは娘さんらしい
宴の後の余韻にしみじみするような
バラードの好作

(10)最後も大スタンダード
もちろん歌の邪魔はしていないけど
そこは
サンボーン
しっかりサンボーン節を披露してます


10曲中3曲がオリジナル
そのどれもが好作です

バックのメンバーが
超一流どころを集めているのに
さらに集めたソロイストが
超超一流

もちろん
メンツを揃えただけでは
いい作品になるとは
限りませんが・・・

この作品は
間違いないです

逆に良くこれだけのメンバー
あつめられたなぁ
というのが
正直なところ

サックスソロだけでも
Gerald Albright
Kirk Whalum
David Sanborn

1枚のアルバムで
3人を
聞き比べられる事は
そうそうありません

ハーモニカソロが
スティービーワンダーだったら
星は満点だったかもしれません
・・・というのは冗談ですが

ブラックミュージックと
フュージョンファンには
必聴のアルバムです



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ジョー


「 Home Is the Essence of Christmas 」
Joe

(2010)
Kedar 
★★★★★★★☆☆☆


曲目リスト
01. God Rest Ye Merry Gentlemen
02. The Christmas Song
03. Christmas in New York
04. Chriatmas Time is Here
05. Grown Up Christmas
06. Have Yourself A Merry Little Christmas
07. I'll Be Home For Christmas
08. It Ain’t Christmas
09. Make Sure Your Home
10. Have Yourself A Merry Little Christmas(Instrumental)


クレジット
Joe (Vocals)
Jhon D Martno (Keyboard)(Arengements)
Ed Howard (Bass)
Victor Jones (Drums)
Joshua Paul Thompson (Guitar)


2009年に出したミニアルバムの
フルバージョン
2010年ジョーのクリスマスフルアルバム

(1)ジョーにしたら
1曲目にもってくるには
渋い選曲だなと思いました

(2)1曲目に続いて
スタンダードのジャジーなアレンジを
落ち着いて歌っています
間奏のギターソロも
マッチしてて美しい曲

(3)オリジナル
トランペットが奏でるリズムが
とても印象的

(4)バックコーラスを
抑え目に使って
淡々とした曲調ながら
しっとり聴かせます

(5)バックが静か目な分
やっとジョーの感情的な歌唱が聴けます
もちろん抑え目ですけど

(6)一言一言
とても丁寧に歌ってる印象です
中盤では
彼の中音の伸びも聴けますよ

(7)これも
スタンダードを落ち着いて歌っているんですが
間奏の
ジョーのスキャットと
トランペットのコラボが聴き物

(8)バックコーラスを上手く使った
2曲目のオリジナル
淡々とした曲調だけど
ジョーの感情の入れ方が絶妙

(9)3曲目のオリジナル
この曲がやっぱりハイライトかな
(8)のオリジナルと一緒で
感情の入れ方に加えて
息継ぎにまでそれとわかる歌唱
素晴らしいです


全編ジャジーな作りです
とても落ち着いて聴ける作品ですが
もう少しアップテンポな曲も
聴いてみたいという欲求が出てきますね

2009年に
「Make Sure You're Home For Christmas」
としてリリースされ話題となったミニアルバムを
2010年にフルアルバム化したものです

リリースの仕方にも
若干違和感ありでしょうか
私は2009年版を持っていないので
問題ないんですが

2009年版を持っている
ファン以外の方は手を出し難いですよね

とはいえ
オリジナルも3曲あり
十分満足できる内容に
仕上がっていると思います












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フレディージャクソン


「 Christmas With 」
Freddie Jackson

(1999)
RCA
★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. The Christmas Song
02. White Christmas
03. O Holy Night
04. Have Yourself A Merry Little Christmas
05. This Christmas
06. Under The Mistletoe
07. Come On Home (For Christmas)
08. Silent Night
09. One Wish
10. At Christmas


クレジット
Barry J Eastmonds (Keyboard、Drum Program、Produce)
Cindy Mizelle (Background Vocals)
Gordon Chambers (Background Vocals)
Brenda J Nelson (Background Vocals)
Paulette McWilliams (Background Vocals)
Roger Byam (Saxophone)
Charles Dougherry (Saxophone)
Mac Gollebon (Trumpet)
Buddy Williams (Drums)
James Genus (Bass)


1990に「Rock Me Tonight 」で
衝撃のデビューの飾った
フレディージャクソンの
オリジナルは1994年発表のクリスマスアルバム


(1)スタンダードを
1コーラス目は忠実に
ソプラノサックスのソロのあとは
好調なフレディー節

(2)2曲目も
高音と息継ぎが
いかにもフレディージャクソン

(3)語りから入って
一貫してバックコーラスと
重厚な曲作り

(4)バックは
Barry J Eastmondsのキーボードとシンセのみ
ゆったりと流れます

(5)ミドルテンポで楽しさを前面に
なぜかこの曲だけ打ち込みではありません
思い入れがあったのかなぁ

(6)(7)とミドルテンポのオリジナルを2曲
途中の転調がいかにも当時の
フレディーを思わせる

(8)スタンダードをじっくりと
終わり間際で
フレディーの高音の伸びが聞けます

(9)オリジナルのバラード
この後いろいろなアーティストに
カバーされていますね
半スタンダード化した名曲

(10)子供達のバックコーラスもあって
とても楽しい一曲
フレディーの特徴のブレス歌唱も炸裂してます



上記の通り
オリジナルは1994年発売なんだけど
現在は入手困難みたいですね


1999年再発のものを紹介しています
ちなみにオリジナルは

「At Christmas」

01. One Wish
02. At Christmas
03. The Christmas Song (Chestnuts Roasting...)
04. Under The Mistletoe
05. O Holy Night (Cantique De Noel)
06. This Christmas
07. Have Yourself A Merry Little Christmas (Interlude)
08. Come On Home (For Christmas)
09. Have Yourself A Merry Little Christmas
10. White Christmas
11. Silent Night, Holy Night (Stille Nacht...)


詳細等はわかりませんが
タイトルと曲順を替えてあります
 Have Yourself~ (Interlude)もカット

このアルバム
スタンダードも
もちろん聴きやすいですが

特筆されるのは
4曲のオリジナルがある
意欲作だという事

さらにその中で
「One Wish」が
スタンダード化されつつある事ですね

以前に紹介した
ホイットニーヒューストンのクリスマスアルバムでは
タイトルにもなっています
ホイットニーヒューストン

今比較的
手頃な価格で手に入るようです
迷わずゲットしてください


 


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レイチャールズ2

「 With The Voices Of Jubilationchoir 」
Ray Charles

(2006)
Ventura
★★★★★★★☆☆☆


曲目リスト
01. What Kind of Man Is This?
02. The Christmas Song
03. All Night, All Day
04. Have Yourself a Merry Little Christmas
05. Oh Happy Day
06. Rudolph, the Red Nosed Reindeer
07. Hark! The Herald Angels Sing
08. Silent Night
09. Little Drummer Boy
10. America the Beautiful



2002年12月
ウィスコンシン州グリーンベイでの
レイ・チャールズ初のゴスペル・コンサートのライブ
発売は2006年

12月のライブと言う事もあって
The Voices Of Jubilation Gospel Choirの
120人とともに
聖夜を歌った

この種の音楽をライブ演奏したことは
かつてなかったそうで、
彼の遺したコンサート映像としては
異色かつ貴重なものとされています


(2)スタンダードを
淡々と力強くレイが歌っていきます
インターバルのヴィブラホンも効果的
ここではGospel Choirは参加しません

(4)ちょっと残念だけど
ここのリードはレイではありません
出来自体はなかなかです
レイは最後のボイスだけ

(6)ミディアムテンポで本領発揮
前半はレイの歌とピアノ
そしてオルガンが対話しているようだが
後半はGospel Choirとの掛け合い

(8)曲の頭から
Gospel Choirとの掛け合い
レイチャールズ節がライブで心地よい

(9)こちらは
Gospel Choirがオーソドックスに
歌いだして曲が始まるが
レイが歌いだすところから
一転してアレンジはブルージーに



厳密には
クリスマスアルバムではないんだけれど
半分クリスマスソングでレイなので
OKとしましょう

ライブ盤ならではの
リラックスと
楽しさが
十分伝わる良いアルバムだと思います

(8)と(9)の間の
お客さんとのやりとりなど
微笑ましいっていうか
かわいいっていうか・・・

レイチャールズファンと
ゴスペルファンに
是非おすすめ
Oh Happy Dayも・・・いいよ











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レイチャールズ

「 Spirit Of Christmas 」
Ray Charles
(1985)
Concord Jazz
★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. What Child Is This
02. The Little Drummer Boy
03. Santa Claus Is Coming To Town
04. This Time Of The Year
05. Rudolph The Red Nosed Reindeer
06. That Spirit of Christmas
07. All I Want For Christmas
08. Christmas In My Heart
09. Winter Wonderland
10. Christmas Time
11. Baby It's Cold Outside

クレジット
Ray Charles(Vocals、Piano、Synthesizer)
Freddie Hubbard(Trumpet、Flugelhorn)
Rudy Johnson(Saxophone)
Jeff Pevar(Guitar)
Kevin Turner(Guitar)
Betty Carter(Vocals)




2004年の6月に亡くなったまぁ「神」と言っていいでしょう
レイチャールズのアルバムとしては唯一の
1985年のクリスマスアルバム

(1)レイのスローなボーカルから入るが
1小節終わった所からは
ジャズのビッグバンド
テナーサックスとトランペットのソロが続き
締めはギターソロ
レイがボーカルで最後に戻ってこない所がミソ

(2)こちらは
ボーカルチェアーをうまくつかって
掛け合いのゴスペル風に

(3)バックのビックバントは抑え目につかって
レチャールズ節爆発
レイのピアノも聴き物

(4)スローなバラードを
ここではバックにストリングスでしっとりと

(5)(6)は共に効果的にギターを使っているんだけど
前者はバックがビックバンド
後者はストリングスとボーカルチェアー
当然歌は唯一無二

(7)この曲がハイライトかな
上手さ、あたたかさ、楽しさが
ダイレクトに伝わってくる1曲

(8)これもバラード調では
至極の出来
こういう「訴えかける」歌唱は
この人の右に出るひとはそうそういないでしょう
っていうか元祖だろうね

(9)ジャジーなミドルテンポの曲にもどって
軽快に

(10)この曲だけは
ここまでの曲とおもむきが違って
自身のストリングスをフューチャーして
切々と訴えかけるような曲調

(11)オリジナル盤には無かったボーナストラック
ベティーカーターがデュエット


もうどれを聴いても
「レイ・チャールズ節」になっていますすが
全然違和感が無いですね
4半世紀程も前の作品とは全く思いません

そしてまさかの
ソロイストにフレディーハバード
1のトランペットは
聴かせてくれますねぇ

(11)のボーナストラックは
ベティーカータを知っている者としては
少しだけ違和感がありますね
デュエットというか
バックボイス的に起用しているようです

ということで
ボーナストラックは微妙ですが
オリジナルの10曲に関しては
ソウルファンもジャズファンも必聴です









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オズボーン


「Something Warm for Christmas」
Jeffrey Osborne
(2002)
Koch Records

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. Christmas Time Is Here
02. Just A Little Snow
03. First Noel
04. Little Drummer Boy
05. Christmas Song
06. O' Holy Night
07. I'll Be Home For Christmas
08. Can't Wait For Christmas
09. Silent Night
10. Angels We Have Heard On High/ Hark The Harold Angels Sing


クレジット
George Duke(Keyboards) 
Paul Mirkovich(Keyboards)
Josh Sklair(Guitar) 
Michael Lent(Guitar) 
Paul Jackson Jr(Guitar)



LTD(Love/tenderness/devotion)時代から考えると
もうゆうに30年は活躍している
息の長~~~いジェフェリーオズボーンの
2002年のクリスマスアルバム

ジャケットを見る限り
頭髪の後退はいたしかたないが
ここでも円熟味を増した
素晴らしい歌唱を聞かせてくれている

決してオリジナルアルバムが多いわけではないのだけど
ソングライターとしての地位を
ホイットニーの「All at once」で確立してからは
そちらの仕事も多いんだと思う

ソロのデビュー当時から
一緒に仕事をしているGeorge Dukeが
①④⑥⑦⑧と
半分の曲を担当

どれも落ち着いた良い出来だけど
特筆は⑦
この曲にしては珍しく
出だしのアレンジをジャジーにしてて聞き物

続く⑧は
ジェフェリーのオリジナル
この曲は暖かくてとてもいいね
女性ボーカルにカバーしてもらいたいな

残りの半分は
Paul Mirkovichと共同プロデュースかな
②のオリジナルも
お子さんのバックボーカルを
嫌味ではないくらい抑えてつかって
楽しい楽曲に・・・

トラディショナルな⑤も⑨も
とても言い出来ですよ

まだまだ頑張って欲しい人の一人です




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アレキサンダーオニール

「 My Gift to You 」
Alexander O'Neal   
(1988)
Virgin
Tabu Records

★★★★★★★★★☆


曲目リスト

01. My Gift to You
02. Sleigh Ride
03. Our First Christmas
04. Remember Why (It's Christmas)
05. Little Drummer Boy
06. Christmas Song
07. This Christmas
08. Winter Wonderland
09. Thank You for a Good Year
10. Remember Why (It's Christmas) (Reprise)


クレジット

Jimmy Jam
Terry Lewis
Sounds of Blackness (Background)



当時
飛ぶ鳥落とす勢いの
ジャム&ルイスのプロデュース・・・
アレキサンダーオニールの
1988年のクリスマスアルバム

1985年に「イノセント」でデビューし
翌年の「ヒアセイ」で大ブレークした
(全てジャム&ルイスのプロデュース)
アレックス

もちろん歌唱力と声量も申し分ないのだけど
ジャム&ルイスのプロデュースもあって
無機質的なク-ルさも持ち合わせているせいか
おもしろい事に
本国アメリカよりも
イギリスでの評価&人気が高い

時の経つのは早いもので
もう四半世紀・・・

しかし
今でも色褪せる事なく
輝き続けているクリスマスアルバム

まぁ
なんといっても
「My Gift to You」
「Our First Christmas」
「Remember Why」
「Thank you for Good Year」
のオリジナル4曲全てが素晴らしい

「My Gift to You」は
ここまで数多くのアーティストに
カバーされて来た

かと思えば
スタンダードの
「Christmas Song」
も良い出来だし
「This Christmas」
のアレンジも最高

とどめの
「Thank you for Good Year」は
Sounds of Blacknessのバックコーラスとの相性が
半端なく凄い

今でも一つ不思議なのが
当時定番だった
シェリールとのデュエットが無い事だね・・・

正直
素晴らしいクリスマスアルバムは数々あれど
インパクトと以降の影響力という事で言うなら
この四半世紀
このアルバム超える物はないんですよ

そのくらい必聴です




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471


「 This Christmas  (I'd Rather Have Love) 」
Teddy Pendergrass 
(1998)
Surefire/Wind Up
BMG

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. Joy to the World
02. Little Drummer Boy
03. Christmas and You
04. Christmas Song
05. Having a Christmas Party
06. I Won't Have Christmas
07. We Three Kings
08. Oh Holy Night
09. Happy Kwanzaa
10. This Christmas (I'd Rather Have Love)
11. Happy Xmas (War Is Over) 

クレジット
Alex Calloway(Vocals), 
Anthony "Smity" Smith(Keyboards), 
Avalon Bobb(Vocals), 
Barischeila Scott-Dunkens(Drums), 
Basil Fung(Guitar), 
Brian Cohen(Vocals), 
Cameron Calloway(Vocals), 
Cecil Thomas(Guitar (Bass)), 
Chad Gilbert(Vocals), 
Charles Fambrough(Bass), 
Chico Huff(Bass), 
Dain Noel Kirkpatrick(Keyboards), 
Deborah Washington(Vocals), 
Derek Nakamoto(Keyboards), 
Dexter Moore(Vocals), 
Diedre Childs(Vocals), 
Don Christian Jones(Vocals), 
Donna Washington(Vocals), 
Gabriel Hardeman(Vocals), 
Gene Robinson(Guitar), 
Harry Wescott(Vocals), 
James Poyser(Keyboards), 
Jef Lee Johnson(Guitar), 
Jim Miller(Drums), 
Jim Salamone(Drums), 
Jonathan Knox(Vocals), 
Joshua Yudkin(Keyboards), 
Kasi Crawford(Drums), 
Kevin Max Smith(Vocals), 
Kevin Smith(Vocals), 
Lacy Calloway(Vocals), 
Latasha Smith(Vocals), 
Melanie Brown(Vocals), 
Melda Grant(Vocals), 
Michelle Kornegay(Vocals), 
Mike Echart(Keyboards), 
Nicholas Jones(Vocals), 
Nick Tallaferro(Vocals), 
Orinaga Khamisi(Drums), 
Patricia Wilkie(Vocals), 
Randy Bowland(Guitar),   
Reggie Calloway(Trumpet), 
Samantha Knox(Vocals), 
Samuel Burbanks III(Drums), 
Spring Gas(Vocals), 
Taibah Ulhuru(Drums), 
Ted Grenberg(Percussion), 
Tom Ciaccobetti(Guitar)



惜しくも
2010年1月13日に亡くなった
テディー・ペンダーグラスの
1998年のクリスマスアルバム

(1)はギター以外は打ち込みかな
バックのゴスペルコーラスが効果的

(2)もコーラスとスネアを上手くつかって
静かな立ち上がりから
ちょっとアフリカンライクな盛り上げ方

(3)は事故から復帰後に
テディーの得意としているメロディーライン
ここでやっと「Well well」が聴けるよ

(4)はスタンダードをしっとりと
フェンダーをハーモニカっぽく使っているのが印象的

(6)心のこもった1曲
これ・・・シチュエーションに気を付けないと
・・・泣いちゃうよ

(8)感情を変えないで淡々と歌い上げるのが
凛とすて素晴らしい

(9)一転して
ラップありトランペットありの
ごきげんな1曲・・・楽しめます

(10)表題曲
ギターとのからみを楽しんでいるような
しっとりとした1曲

(11)コーラスを含めたバックは
ジョンレノンの原曲に忠実なんだけど
そこはテディー
つぼを押さえたピースフルな歌唱


また
惜しい人が一人亡くなってしまった
59歳じゃぁ
若すぎるよ

Harold Melvin & The Blue Notes時代の72年のヒット曲
「If You Don't Know Me by Now」は
数多くのアーティストにカバーされ
もう多くを語る必要ありませんよね

76年にソロになってからも
次々とヒット曲を出し
バリトンボイスとセクシーなラブ・バラッドで
世界中の女性を魅了し
セックス・シンボルとして一時代を築いた

なかでも
「Come go with me」
「Close the door」、
「Turn off the lights」
・・・は
テディーのメロー3部作といわれ
特に女性をメロメロにさせたと言われていますね

82年には自ら運転する車で交通事故を起こし、
下半身不随に。
その後車椅子生活を続けながらも音楽シーンに復帰
復帰後もあたたかいアルバムありますよ

復帰後一番の功績は
誰よりも先んじて
ホイットニー・ヒューストンを起用した事でしょうね

いろいろあったホイットニーも
2009年にやっと本格的復帰したのに
なんかそれに会わせて天に召されたんでしょうか

ご冥福を祈ります

もちろん
これからもあなたの声聴きますよ・・・

さようなら
テディ・ペン



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ルーサー・ヴァンドロス


「 This Is Christmas 」
Luther Vandross 
(1995)
Sony

★★★★★★★★★☆


曲目リスト
01. With a Christmas Heart
02. This Is Christmas
03. Mistletoe Jam (Everybody Kiss Somebody)
04. Every Year, Every Christmas
05. My Favorite Things
06. Have Your Self a Merry Little Christmas
07. I Listen to the Bells
08. Please Come Home for Christmas
09. Kiss for Christmas
10. O' Come All Ye Faithful


クレジット
Clarence Clemons(Sax (Tenor))
Crusher Bennett(Percussion)
Dick Oatts(Saxophone)
Eluriel Tinker Barfield(Bass)
Errol Bennett(Percussion)
Ivan Hampden(Drums)
Jason Miles(Drums)
John Anderson(Piano)
Lucio Hopper(Bass)
Marcus Miller(Bass)
Nat Adderley, Jr.(Piano)
Paul Jackson Jr(Guitar)
Phil Hamilton(Guitar)
Skip Anderson(Keyboards)
Steve Kroon(Percussion)
Brenda White-King(Vocals (Background))
Cindy Mizell(Vocals (Background))
Cissy Houston(Vocals (Background))
Darlene Love(Vocals (Background))
Fonzi Thornton(Choir, Chorus)
Genobia Jeter(Choir, Chorus)



惜しくも
2005年に54歳で亡くなった
ルーサー・ヴァンドロスの
1995年のクリスマスアルバム

ルーサーが一番油の乗っている時期の
クリスマスアルバムだけに
10曲中7曲がオリジナルで
意欲満々の充実した内容

静かな立ち上がりの(1)の後に
Paul Jackson Jrのギターが印象的な
少しパンチ力のあるタイトル曲(2)へ

(3)ではうって変わって
ミディアムテンポの楽しい曲
(4)はリチャードマークスとの競作のバラードだけど
バリバリのルーサー節

(5)でやっとオリジナルではない
「My Favorite Things」
まぁ純粋のクリスマスソングではないから
アクセント的に使ったのかな

ということで(6)が初めてのクリスマススタンダード
もちろんゆったりとした曲調でもしっかり聴かせる
サックスソロも効果的

(7)のアップテンポは
Darlene Loveとのデュエット
デュエットの上手さは折り紙付き

(8)は同名異曲のスタンダードもあるのだが
こちらもルーサーのオリジナル
静かに聴かせるね

(9)のミディアムテンポは
ハイトーンのバックを上手く使った
小気味のいい作品

(10)は(5)と(6)に続いてのスタンダード
もうこれはバックのコーラスとのカラミといい
曲の盛り上げ方といい
文句なしの出来

バックも盟友マーカスミラーを筆頭に豪華多彩
従来スタンダードに
「ホワイトクリスマス」や
「クリスマスソング」が無いと
物足りなさを感じる事も多いのだけど
このアルバムでは全く感じない

なかなか無い
トップアーティストの
バリバリ意欲作

「必聴」




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アルグリーン

「 White Christmas 」
Al Green 
(1983)
Word

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. White Christmas
02. The Christmas Song
03. Winter Wonderland
04. I'll Be Home for Christmas
05. Jingle Bells
06. What Christmas Means to Me
07. O Holy Night
08. Silent Night
09. It Feels Like Christmas 

クレジット
Jesse Butler(Synthesizer)
Johnny Brown(Organ)
Mabon "Teenie" Hodges(Guitar (Electric))
Moses Dillard(Guitar (Electric))
Paul Zaleski(Synthesizer)
Ray Griffin(Bass)
Steve Potts(Drums)
Linda Jones(Vocals (Background))
Harvey Jones(Vocals (Background))
Debra Ceter(Vocals (Background))



1946年生まれだから
息の長い音楽活動といえる
アルグリーンの
1983年のアルバム

そのアルグリーンは
60年代後半から
70年代の前半が
全盛期だったといえるかもしれない

その絶頂期の最中の74年に
恋人との悲しい事件をきっかけに
牧師となり
ゴスペル歌手にもどってしまう
(ソウル歌手の前は家族でゴスペルグループだった)

その期間のクリスマスアルバムだ

もちろん出来は素晴らしい

まずは表題の(1)
ほとんどのシンガーが
この曲を取り上げる時は
バラード調で歌うものだが

ここでは
ミディアムテンポで
しかし軽すぎずに軽快に
たのしく仕上げている

(2)(3)とスタンダードを
奇をてらう事なく上手にまとめた後

(4)がファンにはたまらない
アル節だ

(5)をアップテンポで流した後の
(6)がまたまたアル節と
構成も心憎い

(7)(8)はゴスペル回帰している時なので
もってこいの選曲に加えて
ハイトーン冴えまくり


ハスキーボイスとも違う
この人独特の声と
歌いまわしは
思わずはまってしまう人も多いはずだ
かく言う私もその一人だ

90年代後半には
ソウルの世界にも戻ってきて
コンスタントに良いアルバムを発表しています






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小林 桂


「Wonderland」
小林桂
(2001)
EMI ミュージック ジャパン

★★★★★★★☆☆☆


曲目リスト
01. White Christmas
02. The Christmas Song
03. Rudolph The Red-Nosed Reindeer
04. Winter Wonderland
05. Merry Christmas Darling
06. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
07. Have Yourself A Merry Little Christmas
08. I'll Be Home For Christmas
09. What Are You Doing New Year's Eve
10. Santa Claus Is Coming To Town
11. Christmas Time Is Here

クレジット
小林桂 (vo)
小林洋 (p)
安カ川大樹 (b)
小島勉 (ds)
松島啓之 (tp)
伊勢秀一郎 (tp)
緑川英徳 (as)
宮野祐司 (as)
安保徹 (ts)
市原康 (ds)
近藤和彦 (bs)
片岡雄三 (tb)
小塚 泰 & Small・Stones・Strings


人材不足の
男性ジャズボーカリスト
とりわけ日本では少なく
若い年齢でメジャーで頑張っているのは
この人くらい

その小林桂の
2001年発表のクリスマスアルバム

そういった事情から考えると
ピアニストの父親と
管弦楽団を迎えた編成によるアルバムは
かなり豪華と言える

ストリングス以外のバックも
なかなか物で
松島啓之 (tp)
安保徹 (ts)
片岡雄三 (tb)
などのソロもフューチャーされている

ピアノとアレンジを父親に任せた事で
さらにリラックス出来たのだろう
アルバム通じて
上々の出来だ

①のアレンジと
カーペンターズで有名な⑤は
特にお勧め

個人的には
声にもう少し艶がでればなぁ・・・
と思わない事もないのだが

また
全ての曲が大編成なんだけど
中で1or2曲くらい
トリオをバックに歌うとか
父親とのデュオなんかも聴いてみたいと思いました



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ベビーフェイス


「Christmas With」
Babyface
(1998)
Sony

★★★★★★★☆☆☆


曲目リスト
01. Rudolph the Red-Nosed Reindeer
02. Winter Wonderland
03. Christmas Song
04. White Christmas
05. Little Drummer Boy
06. I'll Be Home for Christmas
07. It Came Upon a Midnight Clear/The First Noel
08. Sleigh Ride
09. Silent Night
10. You Were There


クレジット
Babyface (vo)
Michael Thompson(g)
Marc Russo (sax)
Jerry Hey (sax)
Paulinho Da Costa (per)
Greg Phillinganes (org)
Kenneth Crouch (org)
Nathan East (b)
Greg Phillinganes (p)
Ricky Lawson (ds)
Take 6 (vo) on 6



R&B界の貴公子
名前と顔の一致する
ベビーフェイスの
1998年のクリスマスアルバム

この当時
スロー&メローという言葉を
独り占めしていた
ベビーフェイス

全盛期にリリースしたこのアルバムも
上々の出来だ
アップテンポの曲こそ
予想通り少ないものの

得意のスロー&メローに加え
ジャズテイストあり
レゲエテイストありと
聴く者を飽きさせない

当然
③④⑨のスタンダードの出来は素晴らしいが
テイク6との⑥
アレンジが冴える⑦もお勧め

声域や声量という観点から言えば
彼の声では物足りない方もいると思う
それを補って余りある才能が
ベビーフェイスのソングライティングだ

ハイライトは
ラストの⑩

このアルバム唯一のオリジナル
この曲の作りには
もう唸るしかない
素晴らしいです

出来ることなら
10曲中半分以上オリジナルの
クリスマスアルバムを
そろそろリリースしてくれたらなぁ・・・












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Al Jarreau



「Christmas」
Al Jarreau
(2008)
Rhino/atlantic

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. Winter Wonderland
02. Hark the Herald Angels Sing
03. White Christmas
04. Interlude: By My Christmas Tree
05. Carol of the Bells
06. O Come All Ye Faithful
07. Christmas Song
08. I'll Be Home for Christmas    feat. Take6
09. Gloria in Excelsis
10. Christmas Time Is Here
11. Have Yourself a Merry Little Christmas
12. Some Children See Him
13. Little Christmas Tree   


ついにアル・ジャロウが出してくれましたね
言う事無しです
彼のネームバリューからいったら
競演者ももっと豪華に・・・

なんて想像しがちだけど
あえてじっくり家庭的な作りにしたかったのでは・・・
と深読みしてしまう程だ

8曲目のテイク6との競演も
掛け合いは一切なく
アカペラのバックコーラスのみ
(これこそ贅沢といえば贅沢なのだが)

もちろん
どの曲もアルジャロウ節で
これから毎年繰り返し聴けるだけの出来なんだけど
この曲の「そこ」を「そう」崩すのね・・・

なんて
ファン心理をうま~~く撫でてくれるので・・・
ほんとに暖かい
いいアルバムだよ



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