Patti LaBelle
(2007)
Def Soul Classics
★★★★★★★☆☆☆
曲目リスト
01. Christmas Jam
02. It's The Most Wonderful Time Of The Year
03. What Do The Lonely Do At Christmas?
04. Holidays Mean More To Me
05. It's Going To Be A Merry Christmas
06. Do You Hear What I Hear?
07. Nativity
08. Jesus, Oh What A Wonderful Child featuringThe Soul Seekers
09. Every Year, Every Christmas
10. Away In A Manger
1990年から
17年ぶり
パティ・ラベル
2007年の2枚目のクリスマスアルバム
(ラベル時代含めると3枚目)
(1)1曲目はいかにも・・・
ってパティじゃないですよ
ジャム&ルイスです
アレキサンダーオニールの大名盤を彷彿
(2)微妙な変調を使った
今風アレンジ
おもしろい曲です
(3)早い・・・
って後半かと思っていたら
スローテンポで3曲目でパティ節炸裂
(4)バロック的なジャズアレンジ
とでも言ったらいいだろうか
ストリングスも効いてるし
語りも違和感なし
(5)(6)とミディアムスローを2曲
しっとり聴かせますね
(7)ラップを加えた
アップテンポな1曲
(8)バリバリのゴスペル
途中からは
男性ボーカルとの掛け合いを
しっかりたのしんでいる感じ
(9)アレンジは原曲に忠実に
ある意味このアルバムのハイライトかも
気持ちの込め方がハンパ無い
(10)ゴスペルを
出だしは淡々と
段々とパティ節に
最後はもう圧巻
冒頭の1曲目が
あまりにバリバリの
ジャム&ルイスだったので
全編通して
この調子かなぁ
と思っていたら
かなり色々なアレンジもあり
前作に続いて
かなりの力作と思います
そこかしこに
パティ節は
ちりばめられているんですが
個人的には
やはり9曲目の
「Every Year, Every Christmas」
が心に染みましたね
このアルバムの2年前に亡くなった
ルーサー・バンドロスと
リチャード・マークスの共作のこの曲は
パティにとっても
思い入れの深い曲だったとは
想像に難しくありません
感情の込め方が
尋常ではないし
曲の終わりに
ルーサー・バンドロスという
アーティストへの愛を
やっと聞き取れるくらいの音量で
静かに囁いていますもんね
さて
今作と前作では
超メジャーなクリスマスソングを
演じていません
これを
パティのこだわりと見るか・・・
はたまたこの先
もう一枚出すのか
楽しみにしたいと思います