アレキサンダーオニール

「 My Gift to You 」
Alexander O'Neal   
(1988)
Virgin
Tabu Records

★★★★★★★★★☆


曲目リスト

01. My Gift to You
02. Sleigh Ride
03. Our First Christmas
04. Remember Why (It's Christmas)
05. Little Drummer Boy
06. Christmas Song
07. This Christmas
08. Winter Wonderland
09. Thank You for a Good Year
10. Remember Why (It's Christmas) (Reprise)


クレジット

Jimmy Jam
Terry Lewis
Sounds of Blackness (Background)



当時
飛ぶ鳥落とす勢いの
ジャム&ルイスのプロデュース・・・
アレキサンダーオニールの
1988年のクリスマスアルバム

1985年に「イノセント」でデビューし
翌年の「ヒアセイ」で大ブレークした
(全てジャム&ルイスのプロデュース)
アレックス

もちろん歌唱力と声量も申し分ないのだけど
ジャム&ルイスのプロデュースもあって
無機質的なク-ルさも持ち合わせているせいか
おもしろい事に
本国アメリカよりも
イギリスでの評価&人気が高い

時の経つのは早いもので
もう四半世紀・・・

しかし
今でも色褪せる事なく
輝き続けているクリスマスアルバム

まぁ
なんといっても
「My Gift to You」
「Our First Christmas」
「Remember Why」
「Thank you for Good Year」
のオリジナル4曲全てが素晴らしい

「My Gift to You」は
ここまで数多くのアーティストに
カバーされて来た

かと思えば
スタンダードの
「Christmas Song」
も良い出来だし
「This Christmas」
のアレンジも最高

とどめの
「Thank you for Good Year」は
Sounds of Blacknessのバックコーラスとの相性が
半端なく凄い

今でも一つ不思議なのが
当時定番だった
シェリールとのデュエットが無い事だね・・・

正直
素晴らしいクリスマスアルバムは数々あれど
インパクトと以降の影響力という事で言うなら
この四半世紀
このアルバム超える物はないんですよ

そのくらい必聴です




RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク


インプレッションズ


「 I'm Coming Home For Christmas 」
The Impressions 
(2009)
Mega Force

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. I'm Coming Home (For Christmas)
02. Winter Wonderland
03. God Rest Ye Merry Gentlemen
04. This Christmas
05. Christmas Song
06. Christmas Just Ain't Christmas
07. White Christmas
08. Deck the Halls
09. Mary, Did You Know
10. Amen
11. Please Come Home for Christmas
12. Have Yourself a Merry Little Christmas
13. Go Tell It on the Mountain
14. Sweet Little Jesus Boy
15. Fred's Lullaby (Silent Night)

クレジット
Bobby Donaldson(Guitar)
Doug Burns(Trumpet)
Fred Mangum(Trumpet)
Geoff Smith(Bass)
Mark Stallings(Piano & Organ (Hammond))
Tim Gordon(Flute & Saxophone)
Ziad Rabie(Sax (Soprano))


まさか
まさかの
インプレッションズ・・・の
2009年のグループ初クリスマスアルバム

1958年の結成時のメンバーが
カーティス・メイフィールド
ジェリー・バトラー
サム・グッデン
リチャード・ブルックス
アーサー・ブルックス

もちろん私とて
特別詳しい訳ではないのだが
カーティス・メイフィールド

「ピープル・ゲット・レディ/People Get Ready」
を知らない人はほとんどいないと思う

歴代在籍メンバーも

Jerry Butler (1958-1960)
Curtis Mayfield (1958-1970)
Sam Gooden (1958-present)
Arthur Brooks (1958-1962)
Richard Brooks (1958-1962)
Fred Cash (1960-present)
Leroy Hutson (1970-1973)
Ralph Johnson (1973-1976;1983-2000)
Vandy Hampton (1983-2003)
Nate Evans (1976-1979)
Reggie Torian (1973-83;2000-present)

結成時の
サム・グッデンが現役で
ジェリー・バトラーの替わりにはいった
フレッド・キャッシュがメンバーに名を連ねてるとなれば

偽者ではありません
本家本物です

さてさて
内容も
やはり
ミディアムテンポと
アップテンポがとても良い出来だ

(1)はもう70年代そのもの
サビが
デルフォニックスの
ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユーに似ているのは
ご愛嬌か・・・

(6)はピアノから入って
歌い出しのあとのホーンとの絡みが楽しい

(7)もバラード調ではなくミディアムテンポ
2ndコーラス目からのアレンジが出色

(10)の単調なこの曲の盛り上げ方はさすがだし
(11)で再び70年代へ・・・いや60年代かな

バラードでは(14)が一番の出来かな
もちろん
定番の(2)~(5)や(11)(12)だって
いい出来なんですよ

シメの(15)はアットホーム感を出した
ヴォイスで始まる「Silent Night」

ポイントは
曲の間奏で使う
ギター
ホーン
オルガン
などかな・・・

まだまだ
頑張れるね
インプレッションズ






RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク


ピーターソン


「 An Oscar Peterson Christmas 」
Oscar Peterson
(1995)
Telarc

★★★★★★★★☆☆


曲目リスト
01. God Rest Ye Merry Gentlemen
02. What Child Is This?
03. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
04. White Christmas
05. Jingle Bells
06. I'll Be Home for Christmas
07. Santa Claus Is Coming to Town
08. O Little Town of Bethlehem
09. Christmas Waltz
10. Have Yourself a Merry Little Christmas
11. Silent Night
12. Winter Wonderland
13. Away in a Manger
14. O Christmas Tree


クレジット
Oscar Peterson (Piano)
David Young (Bass)
Jerry Fuller (Drums)
Lorne Lofsky (Guitar)
Dave Samuels (Vibraphone)
Jack Schantz (Flugelhorn)



惜しくも
2007年のクリスマスイブイブに
星になってしまった
オスカーピーターソンの
1995年のクリスマスアルバム

1993年に脳梗塞で倒れてからは
体調も優れず
左手も麻痺から完調しない中
ある意味奇跡的に復調か・・・
と言われた作品

病気以前は
「ダイナミック」や
「流麗」などといった言葉で賞賛されていた彼も
この作品前後を機に
より深く枯れた表現へと替わっていったように思う

それをダイレクトに味わえるのは
(8)のトリオの演奏だと思うけど

そこは御大
(3)(10)(12)と
効果的にバイブラホンを使い
(5)(6)(13)と
ロマンティックにフリューゲルホーンを使い

聴く者を飽きさせない
絶妙な曲配置

そしてトドメに
ラストにソロ
・・・と
完璧です

ファンでなければ
生涯何枚のアルバムを残されたか知らないけれど

クリスマスアルバムファンとしては
よくぞ残してくれた・・・
との感激でいっぱいです




RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク


ベビーフェイス


「Christmas With」
Babyface
(1998)
Sony

★★★★★★★☆☆☆


曲目リスト
01. Rudolph the Red-Nosed Reindeer
02. Winter Wonderland
03. Christmas Song
04. White Christmas
05. Little Drummer Boy
06. I'll Be Home for Christmas
07. It Came Upon a Midnight Clear/The First Noel
08. Sleigh Ride
09. Silent Night
10. You Were There


クレジット
Babyface (vo)
Michael Thompson(g)
Marc Russo (sax)
Jerry Hey (sax)
Paulinho Da Costa (per)
Greg Phillinganes (org)
Kenneth Crouch (org)
Nathan East (b)
Greg Phillinganes (p)
Ricky Lawson (ds)
Take 6 (vo) on 6



R&B界の貴公子
名前と顔の一致する
ベビーフェイスの
1998年のクリスマスアルバム

この当時
スロー&メローという言葉を
独り占めしていた
ベビーフェイス

全盛期にリリースしたこのアルバムも
上々の出来だ
アップテンポの曲こそ
予想通り少ないものの

得意のスロー&メローに加え
ジャズテイストあり
レゲエテイストありと
聴く者を飽きさせない

当然
③④⑨のスタンダードの出来は素晴らしいが
テイク6との⑥
アレンジが冴える⑦もお勧め

声域や声量という観点から言えば
彼の声では物足りない方もいると思う
それを補って余りある才能が
ベビーフェイスのソングライティングだ

ハイライトは
ラストの⑩

このアルバム唯一のオリジナル
この曲の作りには
もう唸るしかない
素晴らしいです

出来ることなら
10曲中半分以上オリジナルの
クリスマスアルバムを
そろそろリリースしてくれたらなぁ・・・












RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク

Faith Evans



「Faithful Christmas」
Faith Evans
(2005)
Capitol

★★★★★★★☆☆☆


曲目リスト
01. Happy Holiday
02. The Day That Love Began
03. Soulful Christmas
04. Santa Baby
05. Merry Christmas Baby
06. Mistletoe And Holly
07. Christmas Wish
08. Christmas Song
09. This Christmas
10. White Christmas
11. O Come All Ye Faithful


フェイスエバンスの声は
ソウルフルなのに
優しくて美しい
しかもパンチ力がある

多くのアーティストが取り上げる後半の定番曲も
ソウル色あり
ファンク色あり
ジャズ色あり・・・と

かなり作り込んだアレンジ等が楽しめるんですが
個人的には
前半の1~5曲がとてもよいと思います。

とくに
②the day that love began
がお気に入りです



RSS twitter livedoorクリップ Buzzurl Google Bookmarks delicious Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマーク はてなブックマーク

スポンサードリンク


リンク
にほんブログ村 音楽ブログへ
ブックマーク
リンク
リンク
リンク
  • SEOブログパーツ
リンク
  • ライブドアブログ
プロフィール

クリスマスラブ

最新コメント